Domanda Vol.7 エッセイとハウツーの雑記 特集:分かりやすさとの闘い / 駆里もぐ

Domanda Vol.7 エッセイとハウツーの雑記 特集:分かりやすさとの闘い

(AWI00-033)

モノクロ / A5 / 46P / \350-

「分かりやすいものは好かれる。単純で、キャッチーで、身近で共感しやすい。多くの人に受け入れられる。だけど、複雑なもの、キャッチーでないもの、日陰で見過ごされがちなものも伝わってほしい。分かろうとしてほしい。また、自分の中にある分かりにくいものを拾いたい。それをなんとか伝えたい。そんな思いが自分の中でくすぶっている。分かりにくいものを伝えようとすることと分かろうとすること。そこに焦点を当てて今号を制作した。」
(本文”まえがき”より)

ご自身の発達障害をきっかけに支援職に従事し、そこで得た知見を文章にして発表してきた駆里もぐさんのエッセイZINEシリーズ、新作が届きました。今回のテーマは「分かりやすさとの闘い」。「分かりやすさ」の何が問題なのか、「分かりにくい」を大事にしたい自身の葛藤、そもそもなぜ「分かりにくい」は大事なのか、といった点について、就活やディベートの作法を例に迫っていきます。個人的にはそのディベートを例に取り扱った「反ディベートコミュニケーション」が面白かったです。ひろ〇きとその信奉者に10000回読んで反省してほしい。


目次

・まえがき―わかってほしい
・履歴書テンプレ通りに自己PR書かなくてよくない?っていう話
・「面白い」の証明に困った話
・反ディベートコミュニケーション

Author: 駆里もぐ
大学在学中にADHDとうつ病の診断を受ける。大学で臨床心理学を学び、対人援助職を経験。現在は事務職として勤務している。
Twitter: mogumogu_mogun

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