呪詛 ゆとり世代フェミニズム Vol.4

呪詛 ゆとり世代フェミニズム Vol.4

(AWI00-008)

●呪詛 ゆとり世代フェミニズム Vol.4

“社会は少しずつよくなっている
らしいけど、私の毎日はどうだろう
呪詛と祝福を往復しながら
“女のからだ”で今日を生き延びる”
(表紙より)

AWIを始めるときに、絶対お取り扱いしたいと思っていたZINEの一つです。
ゆとり世代を中心とした執筆陣達の日記やエッセイ、短歌を収録したオムニバス形式のZINE。

今回の表紙文も素敵なのですが、vol.3の表紙文がこのZINEの精神性が一番伝わるように思えるので、改めてご紹介させてください。

“売れている本を読むこと、
トレンドの議論を追うこと―
それだけがフェミニズムじゃない。
ひとりひとりの地味で地道な実生活。”

あくまで個人的な価値観なのですが、フェミニズムの中にもスペクタクル社会的な枠組みがあるように感じてて、周縁化されてきた存在をエンパワメントしてくれるはずの思想なのに、誰かの活躍をただ見せられてるような、観客に据え置かれてるような気分になることがたまにあります。そんなときこのZINEを読むと、「地に足をつけて、自分のやれることをやろう」という気持ちが新たになります。
「personal is political」を地で行くような、素敵なZINEです。

(以下目次)

私のママ(毒親)の成長 / 不可幸力
大衆浴場 / はるのたけのこ
ジェンダーアイデンティティとか言って / 村上さつき
私のサイコマジック / かっぱたろう
二〇二二年六月をギリギリ生存してるだけ日記 / 柳川麻衣
もうパワーストーンでよくね? / 竹豊
最後の脇毛 / 浅田瑠衣
東アジア人女の葛藤 / 東洋鍋子
黒百合会と私 / じょっちん

別紙 たの新聞特別号 / チッチ

装画 / 村上さつき

A5 / 38P (別紙有) / モノクロ

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