PAUSER ZINE Volume1 ABOUT DISCLIMINATION ISSUE 差別について考える2020年の記録
PAUSER ZINE Volume1 ABOUT DISCLIMINATION ISSUE 差別について考える2020年の記録
東京Punkシーンで活躍されているUshiさん、Mizukiさん、Tomoyaさんの3人で始まったZINE。今回のテーマは「差別」。あらゆる形態の差別について、各々の経験から語られています。
元々Demos Gritうしさんの、飾らない等身大な文章がすごく好きなのですが、今回はポートレートやコラージュなど、3人とも各々のスタイルで表現されていて、アナーキーで素敵です!(Mizukiさんのページが「わたしの手帖」スタイルでニヤリとしました)
文章の中では、人種差別や障害者差別、人間中心主義など、様々な抑圧の形態に言及していますが、写真やコラージュも含めて、具体的な差別の事例を考えるのみならず、その根源にあるものや、あらゆる関係性の在り方を考え直す試みをされてるかのように感じました(※あくまでも個人的に感じたことです)。
2020年からのコロナ禍は、ウィルス自体が脅威だっただけではなく、人々の差別意識を露わにしてしまいました。簡単には解決できない問題が立ちはだかる現状で、考え続けることだけはやめないという姿勢と、その先の未来を望む切実な感情が印象に残るzineです。
個人的に大大大好きなアナーコパンクバンドINSTITUTEの歌詞の翻訳が最高です!
次作も楽しみです?
うしさんのFanzine各種も同時入荷しています!
A5 / 24P / モノクロ
以下目次
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序文(うし)
Black Lives Matterと私の社会的な距離感(トモヤ)
自分だけの部屋(うし)
Collage by Dirt Not Art(トモヤ)
Photo by Mizuki(みずき)
どうして人間が1番優れていると思うんだろう(みずき)
INSTITUTEの歌詞を訳してみた(うし)
MUSIC REVIEWS
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